地区別にみる産業の様子

松原地区

松原地区地区のほぼ中央部を西川が流れ、有吉佐和子の小説で有名な日高川と合流し、太平洋に注いでいます。
日高湾は、1983年(昭和58年)10月、国の重要港湾に指定され、紀中地域の核として大きく飛躍しようとしています。

産業面では、かつて製材業、機帆船による海運業も盛んでありました。海運業は、道路網の整備などによるトラック輸送におされ、衰退しつつあります。製材業も減少しています。

大正時代に進出した、紡績工場が、この地区最大の企業であります。
西川流域に広がる農業地域では、ビニールハウスによるキュウリ・トマトなどの野菜栽培と、花き栽培も行われています。

商業圏は御坊商業圏に属し、スーパーマーケットの進出等により、小売店は衰退していますが、御坊市との境界には小規模ながら専門店街も形成されています。
漁業としては、一本釣り・地曳網によるシラス漁が営まれています。

和田地区

和田地区美浜町の中心部に位置し、北西に西山、南に近畿最大の松林と煙樹ヶ浜があり、背後地は田園地帯です。

また、医療・福祉・教育などの公共施設もこの地域に集積されており、人口もこの地域に多く集まっています。

以前は、農地にも恵まれ、そのうえ煙樹ヶ浜での地曳網も盛んであり、豊かな半農半漁の村でありました。近年、住居地域として変貌しつつあります。
1991年(平成3年)4月には、県下で初めての「農業集落排水処理施設」が完成し、住環境の整備も進められています。

産業面では、水稲と畑地でのビニールハウスによる野菜と花き栽培を中心とした農業と地曳網によるシラス漁です。

煙樹ヶ浜の松林は、保健保安林にも指定されており、この保安林を地域の人たちの「憩いの場」として活用できるような施設の整備も行われています。
キャンプ場やプールもあり、今後この地域を日高地方のレクリエーション・ゾーンとしての活用が計画されています。

三尾地区

三尾地区西山の麓に続く磯部の道を行くと、小さな漁村三尾地区に入ります。

旧三尾村は、「カナダ移民」の村として知られております。戦後、地元バス会社が日ノ岬周辺の観光開発と合わせて三尾村に「アメリカ村」というキャッチフレーズをつけましたが、残念ながら現在では、当時のようなエキゾチックな風情を見ることはできません。

産業面では漁業が中心であり、その中心は、イセエビ・アワビ・トコブシ・海藻類を主とする「根付漁業」です。また、四季を通じ一本釣漁業も操業でき、漁場環境には恵まれています。

この地区では、早くから管理型漁業を取り入れ、資源保護にも積極的に取り組んでいます。最近、漁港施設の整備も進み、漁業の振興が期待される地域でもあります。

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産業建設課
電話:0738-23-4951